「外国の遊びと日本文化体験」(平成29年度)
例年同様、5つのコーナー
ベトナムのアオザイ、韓国のチマチョゴリの試着
・ 抹茶コーナー
・ 交流コーナー
が設けられ、各コーナーでは、外国の文化や日本の文化を体験するとともに、国際交流を楽しむことができました。
会場では、今年も琴の生演奏が行われ、琴の音色を聴きながら各コーナーを楽しむことができました。
また、今回は、子供たちを対象にしたスタンプラリーを企画し、多くのお子さんに楽しんでもらいました。
「外国の遊びと日本文化体験」に参加して
清洲小6年 大橋佳奈・加藤英里奈・毘田留菜
私たちは、少し緊張しながらその会場へ行きました。中に入った瞬間、色んな国の人がたくさんいてドキドキしたし、こわくなってしまいました。でも、みなさんが日本語でいっぱい話しかけてくれたので、時間がたつにつれて、緊張がほぐれ楽しくなりました。
色んな遊びや作品づくりに参加しました。また、外国の人に話しかけたり、質問をし、答えてもらえるとシールがもらえました。そのシールをたくさん集めたら、おかしがもらえるというルールでした。私たちは、中国やスペインなどの「こんにちは」「ありがとう」という言葉を、それぞれの国の言葉で何というのかを教えてもらいました。また、石を使ったすごろくのような遊びが楽しかったです。
日本文化の体験も、とても心に残っています。伊勢型紙を、ふくろう、犬、ペンギンの形に彫刻刀で切り出し、最後は色紙にはってもらいました。この作品はとても気に入ったので、自分たちの部屋の壁にかざりました。
折り紙遊びもしました。干支の「戌年」にちなみ、犬の形を折りました。折るだけでなく、ハサミで切ったりもしました。こんな複雑な形の折り紙は初めてで、自分たち一人では絶対にできあがらなかったなと思います。ていねいにやさしく教えていただいたので、私たちでも完成させることができました。
日本人として、十二年生きてきたし、学校でも総合や社会の授業で、昔の遊びについて勉強しましたが、まだまだ日本の文化をあまり知らないなあと気づくことができました。
ふだん、あんなにたくさんの外国の人に会うことはないので、とても貴重な経験ができたと思います。肌の色や目の色、髪の色や話す言葉が自分たちと違っても、同じゲームをして遊んだり、おかしを食べたりしていると、日本人とか外国人とかは関係ないなあ、みんな同じ人間なんだと感じました。
今回の国際交流の行事に招待してくださった近所のおじいさんにありがとうございますと言いたいです。