「国際理解講座(モルドバ講座)」を開催

ー ウクライナの西隣の小国世界の秘境モルドバ共和国 ー 

日時 : 2022年9月10日(土)午前10時~11時30分
場所 : 清洲市民センター201号室(集会室)
講師 : 園田ミハエラ 氏
 
講師の園田ミハエラさんは、モルドバ共和国の首都キシナウ出身。モルドバ日本交流財団で日本語を4年間学んだ後、同財団で外国語指導助手を勤めながら、モルドバ国立大学大学院を卒業。日本人の方との結婚を機に5年前に来日し、現在 清須市に住み子育て中です。

当日の講座では、ミハエラさんが日本に興味を持ったきっかけなどの自己紹介の後、モルドバ共和国についての説明がありました。

モルドバの面積は九州程度 人口230万人の小国。これまで、ローマ帝国、オスマン帝国、ロシア帝国、ルーマニア、ソ連などに属しており、1991年に共和国として独立した若い国とのことでした。

モルドバの言語であるルーマニア語の紹介があり、参加者みんなで一緒に発音しました。モルドバ料理や主要産業であるワイン産業の話、果物やバス料金などの物価の話、モルドバ人が日本に対してもっている印象、日本とモルドバとの文化交流の話など、多岐にわったって要領よくお話されました。

民族舞踊のビデオを通じて、モルドバの国民性の説明をされるなど、写真やワークシート(講演の内容と質問のプリント)を使いながら上手な日本語で、分かりやすく説明され、参加者も理解を深めることができたと思います。

モルドバはこれまでほとんど世界の人々の注目を浴びることもなかったのですが、ロシアのウクライナへの侵攻によって、モルドバの地名がしばしばメディア等に登場するようになるなか、講座には多くの方々が参加され、大盛況でした。